「肩こりや腰痛をなんとかしたい」
「姿勢をきれいにしたい」
「運動した方がいいのは分かっている」
けれど、実際に何をしたらいいのか分からない。
そんな時、選択肢として思い浮かぶのが、整体・ピラティス・ジムではないでしょうか。
どれも身体のために通う場所ですが、それぞれ得意なことは少し違います。
大切なのは、流行っているものを選ぶことではなく、「今の自分の身体に何が必要なのか」から選ぶことです。
今回は、理学療法士として10年間身体に携わってきた経験も踏まえながら、それぞれの特徴についてお話しします。
整体|まず身体を楽にしたい人に
整体は、施術によって筋肉の緊張を緩めたり、身体の動かしやすさを引き出したりすることが得意です。
- 痛みや張りが強く、まず身体を楽にしたい
- 自分で身体を動かすこと自体がつらい
- 身体の緊張が強い
そんな時には、一つの選択肢になります。
では、筋肉を緩めると、なぜ身体が楽になるのでしょうか。
単に血流が良くなるからだけではありません。
身体の軸が崩れると、身体を支えるために、本来そこまで頑張らなくてもいい筋肉まで緊張していることがあります。
その緊張が取れることで、身体が本来の位置へ戻り、動きやすくなることがあります。
ただし、ここで大切なのが**「なぜ、その筋肉は緊張していたのか?」**ということ。
身体は必要があるから筋肉を緊張させ、必死に身体を支えています。
そのため、緊張を緩めても、その身体を安定させる筋肉がうまく働かなければ、また元の状態へ戻ってしまうことがあります。
「整体へ行くとその日は楽。でも、しばらくすると戻ってしまう」
そんな方は、緩めることだけではなく、身体を支える力や普段の身体の使い方にも目を向けてみるといいかもしれません。
ジム|筋力や体力をつけたい人に
ジムは、
- 筋肉量を増やしたい
- 体力をつけたい
- 運動不足を解消したい
- 汗をかいてしっかり運動したい
という方に向いています。
最近は低価格で通い放題のジムも増え、運動習慣をつくったり、有酸素運動で消費カロリーを増やしたりする場所としても便利です。
ただ、身体をうまくセットできていない状態で自己流のトレーニングを続けると、使いやすい筋肉ばかりを使ってしまうことがあります。
実は、私自身もその一人でした。
以前は仕事終わりに週3回ジムへ通い、30kgの重りを持ってスクワットをしていました。
確かにお尻は上がりました。
でも、ジーンズを履いてみると脚やお尻がパンパンに見えて、私がなりたかった身体とは少し違っていました。
そんな時に出会ったのがピラティスです。
身体の使い方を見直していくうちに、少しずつ身体のシルエットが変わっていきました。
ジムに通っていた頃と比べると、筋肉量自体は少ないかもしれません。
それでも、筋肉の「量」よりも身体のシルエットや動きの質を大切にしたかった私には、今の身体の方が合っています。
反対に、不調がなく、とにかく筋肉量を増やしたい、汗をたくさんかいて運動したいという方には、ジムはとても良い選択肢だと思います。
ピラティス|身体の「使い方」を変えていく
「ピラティスって何ですか?」
と聞かれた時、私は時々、
「お化粧でいう下地のようなものです」
とお話しします。
どれだけきれいなファンデーションを使っても、土台が整っていなければ、きれいに仕上がりにくいですよね。
身体も同じです。
筋力をつける前に、
「骨がどこにあるのか」
「関節がどこにあると動きやすいのか」
「どの筋肉で身体を支えているのか」
という土台を整えることが大切です。
そしてピラティスは、単に筋肉を鍛えるだけではなく、余分な緊張を減らしながら、身体を支える筋肉を働かせ、動き方そのものを学習していく運動だと私は考えています。
整体のところで、
「緊張を緩めた後は、身体を安定させる力が必要」
というお話をしました。
ピラティスの魅力は、緊張を減らすことと、必要な筋肉を働かせることを同時に行いやすいことです。
「ピラティスをやれば整う」とは限らない
ここは、とても大切なところです。
ピラティスのエクササイズをすれば、必ず身体が整うというわけではありません。
最近では、モニターを見ながらエクササイズを行うスタジオなど、さまざまな形のピラティスがあります。
もちろん、運動不足解消やフィットネスとして楽しむことが目的であれば、それも一つのピラティスの楽しみ方です。
ただ、
「姿勢を変えたい」
「肩こりや腰痛を繰り返したくない」
「自分の身体の使い方を変えたい」
という目的で通っているのに変化を感じられない場合は、エクササイズが単なる「振り付け」になっていないか、一度考えてみてもいいかもしれません。
同じエクササイズでも、
どこに身体をセットするのか。
どこに余計な緊張が入っているのか。
どんな言葉をかけるのか。
どこを手でサポートするのか。
それによって、身体への入り方は大きく変わります。
だからこそ、身体を整える目的でピラティスを選ぶのであれば、「どんなピラティスか」だけでなく、「誰に身体を見てもらうか」も大切だと思っています。
パーソナルピラティスを選ぶ時に見てほしいこと
インストラクターがどれくらい勉強しているのか、どんな知識を持っているのか。
これは、お客様からはなかなか分かりません。
もし私自身が「身体を整えるため」にパーソナルピラティスを探すなら、初回体験で、
- 自分の身体の特徴をきちんと見てくれるか
- なぜ今の姿勢や不調が起きているのか説明してくれるか
- 質問に対して納得できる答えが返ってくるか
- 実際に身体の変化を感じられるか
- 「この人となら身体を変えていけそう」と思えるか
を見ます。
パーソナルピラティスは、一般的なジムなどと比べると決して安いサービスではありません。
だからこそ、ただ50分運動するだけではなく、その時間によって自分の身体への理解が深まり、その後の日常まで変わっていくことに価値があると思っています。
結局、整体・ジム・ピラティスのどれを選べばいい?
ここまでピラティスについて熱く語りましたが、私は「ピラティスだけがいい」とは思っていません。
私自身、理学療法士として約10年間リハビリテーションの現場で、筋肉を緩めたり、関節の動きを引き出したりするアプローチをしてきました。
そして今でもジムへ行き、身体を鍛えることもあります。
それぞれに良さがあり、組み合わせることもとても有効です。
目安として、
まず痛みや緊張を楽にしたい → 整体
筋肉量や体力をつけたい → ジム
姿勢や身体の使い方から見直したい → ピラティス
と考えると、選びやすいかもしれません。
そして今取り組んでいることで身体が満足できる方向へ変化しているのであれば、無理に変える必要はありません。
大切なのは、自分の目的と、選んでいる場所が合っているかどうかです。
未来の身体は、今の積み重ねでつくられる
身体は、毎日使い続けるものです。
髪が伸びたら美容院へ行くように、身体にもメンテナンスが必要だと私は考えています。
特に日常生活では、いつも同じ姿勢、同じ座り方、同じ立ち方など、自分が得意な動きに偏りやすくなります。
すると、負担も一部分に集中します。
その負担を身体全体へ分散できるようにしていくことも、運動の大切な役割です。
病院で働いていた頃、
「こんなに背中が曲がると思っていなかった」
と話された患者さんがいました。
30代、40代の頃から、将来自分の背中が曲がることを想像して生活している人は、ほとんどいないと思います。
でも、未来の身体は突然できあがるものではありません。
今の姿勢、今の動き方、今の運動習慣。その積み重ねが未来の身体につながっています。
だからこそ、「今困っているから」だけではなく、これから先も自分の身体で好きなことを続けるために、身体を整える場所を選んでもらえたらと思います。
赤池で身体を整えたい方へ
Studio LINEAは、日進市赤池にある女性理学療法士によるパーソナルマシンピラティススタジオです。
ピラティスのエクササイズをこなすことを目的にするのではなく、一人ひとりの姿勢や身体の使い方を確認し、
評価する → 整える → 動く → 日常につなげる
という流れを大切にしています。
肩こりや腰痛を繰り返している方、姿勢を根本から見直したい方、運動を始めたいけれど何をしたらいいのか分からない方。
「整体がいいのか、ジムがいいのか、ピラティスがいいのか分からない」という段階でも大丈夫です。
まずは今の身体を知るところから始めてみてください。
日進市赤池・平針・原・植田など天白区周辺、徳重など緑区方面からもお越しいただきやすい立地です。
Studio LINEAでは、初回体験を受け付けています。



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